昨日は林業の世界を描いた、矢口史靖監督の最新作『Wood Job! 神去なあなあ日常』の特別鑑賞会が、浜松市のTOHOシネマズにて行われました。鑑賞会には矢口監督も舞台挨拶に駆けつけてくれるということで、会場には大勢の人たちが集まっていて、ちょっとしたお祭り気分。
実は、この鑑賞会を企画したTENKOMORIメンバーの方から、「モノサシ No.50」を矢口監督へプレゼントしたいとのご依頼をいただきました。矢口監督にモノサシを渡すシーンをこの目で見たい、ということで、鑑賞会へ参加させていただくことに・・・。
舞台挨拶では、矢口監督と天竜の現役の木こりの方2名が「林業トーク」で映画が始まる前の会場を盛り上げてくれました。そのうちお一方は東京出身の新米の木こりさんで、映画の主人公と同じ。映画はフィクションですが、こうして実際に都会から山奥の林業地域へと林業をするために移住してくる人がいるんだなあ、と思うと、映画の世界のリアリティがぐっと増してきます。
舞台挨拶終盤、いよいよ監督へのプレゼント進呈です。最初はプレゼンターもやりますか?というお誘いもいただいたのですが、やはり林業に従事している方からのほうがよいでしょう、ということで、TENKOMORIの女性メンバーの方から渡していただきました。私は客席から眺めていましたが、監督がモノサシを見て、「うわーっ。すごく綺麗ですよ!」とおっしゃているのを聞けたので、大満足(笑)。
そしていよいよ、映画上映。矢口監督らしい、テンポの良いストーリー展開、すごく真面目なんだけど笑えるシーン、そして三重県で撮影されたという山林の壮大な風景がしっかりと一つにまとまっていて、一級のエンターテイメントでした。