2013.8.7記事つづき。
コースターの商品化打ち合わせの後は、遠州鉄道で終点・西鹿島駅まで向かい、そこから徒歩2分ほどの梅林製材所へお邪魔しました。こちらの製材所は年に2回、天竜材を格安で販売するアウトレット市でお馴染みの場所で、私も何度かアウトレット市に足を運んだことがあります。
製材所の方とお会いするのは初めてで、社長であるお父さんと、息子さん(現在修行中だとか)にいろいろとお話を伺った後、製材所内を案内していただきました。夕方伺ったということもあり、工場の機械は特に動いていなかったのですが、建物の構造材に古い木が使われていて、それだけでも見応えがありました。
そして、最後に案内してくださった、とっておきの場所があります。
社員の人たちの休憩室として使われている建物。2階建てで2階部分が休憩室になっています。両側が全面窓になっていて、窓際に作り付けの机が設置されていて、机の下の部分に物入れもついている、何ともレトロなデザインです。
部屋の中央には大きな薪ストーブもあり、冬は工場で出た木屑を燃やして暖をとることができます。
私も、東京から来た木づかいビジネス協議会の担当の方も、この建物のなんとも言えない佇まいにかなり興奮してしまったのですが、梅林さん親子は「ここ、そんなにいいんですか?」とピンと来ない様子。以前も建築関係の方が見に来たとき、同じようなことを言っていたそうです。両面ガラス張りで開放感がたっぷりあるので、カフェにぴったりではないかと思いました。
出入り口の階段もコンクリートむきだしで、素敵でした。