港まちアートブックフェア 会場にて

8月27日から始まった、港まちアートブックフェア会場にて、ボランティアスタッフとして半日ほど在廊してきました。

今年は140組以上の参加とのことで、なかなか見応えがあります。今日は平日ということもあり、会場は比較的静かでしたが、その分出展されている本をゆっくりと見たり、たまたまいらした他の出展者さんや運営スタッフの方たちとお話しできたりして、あっという間に時間が過ぎていきました。

出展作品はアートブックや写真集、zineはもちろん、文章がメインの本やカレンダーや新聞などもあり、幅広い形の本・紙媒体を実際に手に取って見ることができます。いろいろと見ているうちに、気になるものが次々と出てきて目移りしてしまいました。

今年はタイミング的にも能登の地震やパレスチナでの人道危機をテーマとしたアート作品・本があったり、今年に限ったことではなく大きな流れとして、環境問題や資本主義社会の行き詰まりをテーマにした本もあり、個人的にはそういったものが特に目に留まりました。

パレスチナの人道危機について思いを寄せる作品を制作されている、アーティストの宮田明日鹿さんと会場でお話しすることができました。アートやデザインを通して、また普段お金を使うという行為を通して、どう社会をより多くの人にとってより良い方向に変えていけるか?今、私たちが真剣に考えたり、話したりしなければならないことだと改めて気付かされました。短い時間でしたが、宮田さんありがとうございました。

宮田さんの出展作品

港まちアートブックフェアは10月5日までです。出展作品(本)は会場で購入できます(現金のみ)。

帰りに栄のスローアートセンターに寄って、菜園とバケツ稲に会ってきました。バケツ稲のいくつかには、ついに稲穂が出てきました。

こちらは、Edible Classroomとして、スローアートラボにて来月展示をする予定です。