トマトにまつわる展示を企画しました。

食のグローバル化や、外食産業の発達から、自分が口にするものの出所がわかりにくい時代です。展示では、その食材を介して、私たちの生活がどのように世界や自然とつながっているか、ということを伝えられればと思います。また、実際に地元のトマトを食べたり、買ったりもしていただけるので、知識だけでなく、味覚を通しても食物と私たちの関係性を実感してもらえればと思います。

展示は、オランダ留学時代の友人であり、現在もアムステルダムを拠点にデザイナーとして活動している、清水花笑さんとの共同制作です。会期の初日に、アムステルダムから浜松へ到着予定です。現在のオランダやヨーロッパのデザインまわりの話なども聞けると思いますので、ご興味ある方は、ぜひ会場に足をお運びください。

———以下、ギャラリーあ HPより転載———

イタリア料理からファーストフードまで、世界中で私たち人類の舌と胃を楽しませてくれているトマト。日本でもたくさんの品種が、日々食卓に並んでいます。そんな、おなじみの野菜・トマトは、どんな風に食べられ、どんな風に人々の暮らしに関わってきたのでしょうか？トマトにまつわる植生から文化、社会問題までを知り、感じていただける企画展です。赤くてジューシーでハッピーなだけではないトマトワールドをお届けします。

【会期】2015.7.18（土）〜8.2（日） ［open 木-日 / close 月-水］ ※7/20（月・祝）はオープン
【時間】11:00〜18:00（最終日は〜17:00）
【会場】[ギャラリー あ] 天野寛志建築計画事務所1F
【住所】浜松市中区曳馬5-4-65/遠州鉄道曳馬駅より徒歩5分/駐車場6台
【出店】浜松近郊のトマト農家さん / 森のJKのお菓子屋さん / イタリアンレストラン shushu
※出店の詳細スケジュールは、こちらのページおよびFBイベントページにてご案内いたします。

【展示企画・制作】Hanae Shimizu　/　Chizu Ogai

清水 花笑　Hanae Shimizu
新潟県生まれ、アムステルダム在住。KIDI PARSONS（金沢）と、Design Academy Eindhoven（オランダ）でデザインを学ぶ。2012年より、アムステルダムのStudio Joost Grootensでグラフィックデザイナーとして働きながら、フリーランスとしても活動。グラフィック、イラストレーション、写真を用いた、ビジュアルによるストーリーテリングの可能性を追求している。
 http://hanaeshimizu.com

小粥 千寿　Chizu Ogai
静岡県浜松市生まれ・在住。 京都大学総合人間学部卒業後、会社員を経てオランダへ渡り、Design Academy Eindhoven（オランダ）卒業。 オランダ滞在中、FLOCKS (Christien Meindertsma)にてインターン。帰国後、地元・浜松にて、地域と地域資源との関わりに重点を置いたデザイン活動を展開している。
 http://chizuogai.com