展示のお知らせ 「FOOD & BABY 世界の赤ちゃんとたべもの」

今年の2月に、浜松市のギャラリーあで開催される「FOOD & BABY 世界の赤ちゃんとたべもの」。リサーチャーでライターであるmaru communicateのきひら まりこさんが行った、世界各国のお母さん、お父さんへの離乳食についてのアンケートやインタビューをベースにした展示です。

今回私は、展示の監修・構成・デザイン担当ということで、関わらせていただきます。

まりこさんがこの展示をしようと思ったのは、ご自身の経験がきっかけです。昨年出産をされて、離乳食でいろいろと悩んでいた時、外国人の友人に相談したそうです。そのとき、日本の離乳食の決まりや慣習にとらわれなくてもいいんだ、ということに気づかされ、心が楽になったことから、もっといろいろな国の離乳食について知り、それを多くの人たちと共有したい、という思いが大きくなったとのこと。

私も、まりこさんのインタビューやアンケートの資料を見て、「え?大丈夫なの?」とびっくりすることが多々ありました。もちろん、面白いエピソードや考えさせらる言葉もたくさんあります。そして、離乳食とひと口に言っても、本当にさまざまな食べものを食べて、赤ちゃんは大きくなっていくのだと知りました。

子育て中の方やこれから子育てをされる方はもちろん、老若男女いろいろな人たちに、この展示を見ていただけたらと思います。

会期中は私もだいたい会場にいますので、ぜひ遊びに来てください。

【展示概要】

FOOD & BABY 世界の赤ちゃんとたべもの
ー 世界の離乳食から見える、ひと・社会・文化 ー

世界の赤ちゃんたちは、「なに」を「どのように」食べて育っているのでしょうか?食と農業のリサーチャー&ライター・きひら まりこが、約20ヶ国のお父さん・お母さんにインタビュー取材を遂行。それぞれの離乳食を通して、子育てや食への考え方、社会とのつながりの多様なあり方が見えてきます。

【会期】 2019.2.9(土)〜2.24(日) [open 木-月 / close 火・水]
【時間】 10:00〜18:00(平日は13:00〜、最終日は〜17:00)
【会場】 [ギャラリー あ] 天野寛志建築計画事務所1F
【住所】 浜松市中区曳馬5-4-65/遠州鉄道曳馬駅より徒歩5分/駐車場6台(台数が限られていますので、なるべく公共交通機関をご利用ください)
【主催】 maru communicate
【その他】 自家製天然酵母のパン・ラトリエテンポさんの焼き菓子を会場にて販売予定です。
【special thanks】 (公財)浜松国際交流協会(HICE)Van Hall Larenstein応用科学大学(オランダ)

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profile
きひら まりこ / maru communicate
1985年、愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後、メーカーで国内・海外マーケティング業務に携わる。2011年よりオランダ・アムステルダムに移住し、農業界へ足を踏み入れる。取材活動と共にオランダVan Hall Larenstein応用科学技術大学大学院にて農村開発におけるコミュニケーション・イノベーションを学ぶ。2016年に帰国後、静岡県浜松市を拠点にmaru communicateをスタート。国内外の農業に関するリサーチ・執筆、新しい農業技術の導入・普及支援、農業視察のツアーアレンジ、農業イノベーションに関する研修など、多岐にわたるサービスを展開する。
marucommunicate.com