あたらしいお仕事@京都市立芸術大学

この秋から、京都市立芸術大学で実習の授業を1コマ担当させていただくことになりました。担当するのはプロダクトデザイン専攻の3回生。先月は、どんな課題を出そうか、いろいろと考えをめぐらせていました。先方からのリクエストは、プロダクトデザインにリサーチを取り入れた(要するに、「Rivers」や「モノサシNo.50」のような)課題を出してほしいとのことでした。

私自身も、まだまだ実験中のやり方であり、「たべもの展」などを通して、別の分野でもどんな形で適用できるのか模索しているところなので、今はいろいろなデザイナーやアーティストの事例を改めて見直しているところです。

一応テーマは決定。実際の実習をどうやって進めていこうか、プランを練っています。が、常勤の先生方からは、「課題は生き物なので、あまり計画を決めすぎなくてもいいですよ。」というアドバイスもいただきました。確かに、そうですね。学生たちがテーマに対してどんな答えを返してくるのか、楽しみに行きたいと思います。

それにしても、3ヶ月間、ほぼ週一で京都に通うことになるので、懐かしい人たちにも会えたらと思っています。写真は、今月訪れた京都の学生時代の友人宅兼ギャラリースペース「Bonjour!現代文明」のエントランスサイン。大正時代に建てられたという町家を改装して、なんとも居心地の良い空間になっていました。秋にも再訪したいです。