静岡大学 地域フィールド科学教育センター 訪問記1

最近、少しだけ仕事で関わらせていただいている、静岡大学農学部の「地域フィールド科学教育センター」。天竜・南アルプス・富士の3つのフィールドを持ち、研究のほか、学内外の学生向けに、実習プログラムを実施しています。

先日、中川根にある南アルプスフィールドを案内していただきました。こちらのフィールドは、山林を大学が管理・運営しつつ、教育・研究用に活用する場所。標高は1400メートル以上あり、市街地とは隔絶された、すがすがしい空気で満たされていました。気温は、長袖2枚くらい羽織らないとちょっと寒いくらいです。

さて、私がお邪魔したのは、大学のフィールドそのものではなく、フィールドからは少し離れた、宿舎周辺の雑木林。川根本町にある事務所からフィールド宿舎までは車で(しかも、途中からアスファルトではなく、砂利道!)約40分、さらに大学のフィールドまでは、ちょっとしたトレッキングもあるということで、今回は初心者コースをご案内いただきました。

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雑木林には、一番高い層をつくる高木樹・ブナを中心に、カエデ類やシデ類、サクラなどの落葉広葉樹が生えていました。
さらにその下には、ササが。

太平洋側のブナ林は、日本海側と比べると比較的温暖で積雪も少ないため、ブナ以外の樹種が豊富なのが特徴です、と案内をしてくれたフィールドセンターの方が説明してくれました。確かに、素人目にも、いろいろな幹肌や葉の形、枝振りがあるのがわかります。そう言う意味では、多様性の研究などには、適したフィールドなのかもしれません。

【おまけ】

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こちらは、おそらく「ホコリダケ」というキノコ。食べられるそうですが、成熟すると褐色に変色して、真ん中から胞子が飛び出すらしいです。「生えている」というより、「ポンっと置かれている」風なたたずまいでした(笑)。つづく。